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マンスリーレポート

2月:賑わいを見せる「いしのまき元気いちば」

2018年2月号マンスリーレポート

石巻は江戸時代、仙台藩の買米制度によるコメを江戸へ輸送する中継地として栄えました。その時代から石巻の中心街として最も繁栄していたのが石巻中央地区。私の中の一番古い記憶では、この地区に「丸光」という百貨店があって、石巻の人たちはオシャレをして買い物を楽しむお出かけの場所として賑わっていました。震災後、この場所に再び賑わいをよみがえらせ、産業を復興させていきたいという思いで2012年6月石巻まちなか復興マルシェが誕生し、2014年11月までの間、多くの方が石巻の復興を願って訪れました。

マルシェの跡地に昨年6月に建設されたのが、現在石巻中央地区の顔として活躍する「いしのまき元気いちば」です。石巻産の鮮魚から水産加工品、お米や野菜にお土産品など、石巻を代表する品が豊富に取り揃えられていて、石巻を訪れる方にとって魅力的な場所であることはもちろんですが、石巻に住む私たちも新鮮な魚や野菜を買い求めに訪れる場所になっています。

建物2階にあるフードコートでは、石巻の美味しさをギュッと詰め込んだ海鮮丼や、丼からはみ出すみごとなあなごの天丼、新鮮なウニをたっぷり使ったパスタなど、石巻を訪れたら必ず食べたいメニューが豊富に取り揃えられており、天井から足元までの大きなガラス窓で外を眺められるようになった座席からは、石巻を象徴するまんが館をながめることができます。川辺に建つこの建物の美しさは夜さらに引き立ち、水面に映る建物の明かりが夜の散歩をする人たちを楽しませてくれます。

石巻の産業を活性化させていたという思いは復興マルシェと変わらず、毎週のように私たちの興味をそそるイベントが開催されていて、先日はカキの環漁師のじゅんちゃんも出店する6次産業化のフェアが開催されました。普段は生産者として活動する皆さんが消費者の方々と触れ合い、ダイレクトに商品の感想を受けて商品の開発や改良に生かすことが出来る貴重な機会だったように思います。これからもいしのまき元気いちばが、石巻の顔として活躍し続けてくれるのが楽しみです!

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