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山・川・海に育まれてきた、宮城県石巻市

江戸・明治時代は、国際航路としても繁栄した石巻。
船が発着する川沿いを中心に商店や住宅街が広がり、文化と人が交流する、活気の溢れる街でした。

親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかることから漁獲種が多岐に渡るだけでなく、三陸のリアス式海岸や点在する小さな島々が魚に絶好の住処を提供し、さらに複数の河川から栄養豊富なプランクトンが流れ込むことから、石巻沖はノルウェー、カナダと並ぶ「世界三大漁場」とも称されています。

今回、カキの環の舞台となる牡鹿(おしか)半島には、その名の通り、鹿がたくさん生息し、長年の波の浸食によって形作られた複雑なリアス式海岸線沿いに、「浜」と呼ばれる集落が点在しています。

「世界の牡蠣王」とも呼ばれた宮城新昌(みやぎ・しんしょう)が、牡蠣の養殖と採苗(浮遊している牡蠣の種を付けること)に適している地として選び、養殖研究や開発に励んだのが石巻の荻浜です。その研究の結果、現在世界で食べられる、実に8割以上がルーツを辿ると石巻だと言われています。

牡蠣の養殖方法は、同じ三陸沿岸部でも異なります。


種牡蠣のついた貝殻を20~30cm間隔に挟んだロープを海中に垂らすのが、木で組んだイカダだったり、浮樽が連なるイカダだったり。湾内のように穏やかな水域では木のイカダが適していますが、波が高くなることもある牡鹿半島では、波の衝撃を緩和させる「延縄(のべなわ)式垂下式」という方法で牡蠣を育てています。

プランクトン豊富な海の栄養を吸い込みながら、あなたの牡蠣もどんどん大きくなります。

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